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いまさら聞けないSPDのキホン

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皆さんは雷の力がもたらす被害を知っていますか?雷は家電製品を壊したり、火災を引き起こしたりすることがあります。今回は、そんな雷の被害を防ぐデバイス「SPD(サージ・プロテクティブ・デバイス)」について、専門メーカーである株式会社白山が分かりやすく説明します。

SPDって何?

SPDは、「サージ・プロテクティブ・デバイス」の略で、雷サージ(雷による急激な電圧変動)から電気機器を守るための装置です。家庭やオフィス、工場などで使用されることが多く、雷の季節には特に重要な役割を果たします。

どうやって働くの?

SPDは、雷サージが電気機器に届く前に、過剰な電圧を逃がす仕組みを持っています。

具体的には、SPDには「バリスタ」や「避雷管」と呼ばれる特殊な素子が内蔵されており、これが過剰な電圧を制限して、大地等へ分流させて、電気機器を守ります。

ちなみに、バリスタや避雷管は通常時には電気を通さず、高電圧がかかったときだけ電気を通す性質を持っています。

SPDの種類

SPDには大きく分けて3つのタイプがあります。

  1. 対応電圧:自宅やオフィスの電気設備に適した電圧のものを選びましょう。
  2. サージ耐量:どれだけの電流を処理できるかが重要です。適切なサージ耐量に対応できるものを選ぶことが大切です。
  3. 制限電圧:雷サージ電圧をどれだけ小さく抑えられるか確認しましょう。

SPDの設置方法

SPDの設置は、電気工事が必要ですので、クラスⅠとクラスⅡは専門家に依頼しましょう。

SPDを設置するメリット

SPDを設置することで、以下のようなメリットがあります。

  1. 電気機器の寿命延長:雷サージから守ることで、電気機器が壊れにくくなります。
  2. 安全性向上:火災や感電などの事故を防ぐことができます。
  3. 経済的:電気機器の故障による費用や電力の無駄を減らすことができます。

まとめ

これで、SPDに関する基本が分かったかと思います。SPDを設置して、雷が多い季節(特に6月~8月)も安心・安全に過ごしましょう。自分の状況に合ったSPDを選び、正しく設置することが大切です。SPDについてもっと知りたい方は、専門メーカーである当社にお気軽にお問い合わせください。

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