環境低負荷/低コスト熱電変換モジュールの開発
~レアメタルを用いず低コストで熱電発電及び電子冷却が可能に!~
2022年提供開始を目指し開発中
「熱電変換モジュール」とは
電気を熱に、熱を電気に変換する”熱電変換材料”を活用した電子部品
熱電発電
熱(温度差)を電気に変換

熱電冷却
熱(温度差)を電気に変換

開発製品の特徴
従来技術
ビスマステルル系熱電変換材料を用いた電子冷却モジュール

課題
- 環境への配慮
→構成材料であるビスマス、テルルはともにレアメタル
→テルルの埋蔵量は4万トン以下 - 高コスト
→モジュールの大半がテルルの価格
→資源埋蔵地域に偏りがあり、価格の変動大
→コストに見合った効果のある用途のみ利用
(通信用半導体レーザーの温調等)
新技術
レアメタルを使わない原材料(マグネシウム、シリコン、スズ)を用いた電子冷却モジュール

特徴
- 豊富な材料が原料
→構成材料であるマグネシウム、シリコン、スズはすべて一般的な元素
→マグネシウムの埋蔵量は1800兆トン - 低コスト
→レアメタルフリーのため大幅コストダウン
→世界中で採掘可能な原料で構成
→従来では利用されていなかった分野の冷却方法として適用が可能
雷防護製品のセラミック製造技術を活用し、高性能材料を実現

利用分野
熱電冷却
- 高性能プロセッサーの冷却
- 通信用レーザーの温度調整
- 熱中症対策
熱電発電
- 焼却炉等の排熱を利用した発電
- IoTセンサ等の独立電源
開発状況
2022年 モジュール実用化
2024年 事業化
材料、素材化、モジュールの開発を実施中

実用化/事業化の研究開発パートナーを随時募集しています。
研究開発拠点 金沢R&Dセンター
石川県金沢市鞍月2丁目1番地
石川県工業試験場5F インキュベータ2
平成28年2月1日 設立


実用化/事業化の研究開発パートナーを随時募集しております。お気軽にお問い合わせ下さい。